一条工務店の家は固定資産税が高い?課税される設備と抑えるコツを解説!

はじめまして!

一条工務店icubeに住んでいるゆうちむです!

マイホームを建てたあと、毎年やってくるのが「固定資産税」。

一条工務店で建てた家は高性能な設備が多く、「固定資産税が高くなるのでは?」

と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

✔一条工務店の家で課税対象になる設備

✔固定資産税を少しでも抑えるコツ

を解説します。

固定資産税の評価対象になる主な設備

一条工務店では「固定資産税の評価対象に設備」が他のハウスメーカーよりも多くあります。

高気密高断熱で高性能な一条工務店の家ならではのデメリットではありますが、それを

屋根一体型太陽光発電

屋根と一体化しているため「建物の一部」と見なされ、固定資産税の課税対象になります。

一方で、後付け型の太陽光パネルは「償却資産」として扱われ、個人住宅では非課税になるケースもあります。

全館床暖房

一条工務店の代名詞ともいえる全館床暖房システム。

床内部に温水パイプや電気ヒーターが組み込まれており、建物固定資産の評価額に含まれます。

全館換気システム(ロスガード90など)

換気装置が建物と一体化しているため、評価額に加算されます。

高性能である分、一般住宅より評価額がやや高めになる傾向があります。

一条工務店の場合標準でロスガードが付属するので、必ず採用しなければなりません

トリプル樹脂サッシ

断熱性能に優れたサッシは建物本体の評価に含まれる設備です。性能が高いほど、評価額も若干上がる傾向があります。

外構で課税されるもの・されないもの

課税されるもの非課税のもの
コンクリート塀・門柱植栽・砂利
基礎付きカーポート簡易カーポート
タイルデッキ・固定式ウッドデッキ可動式デッキ

外構でも「基礎があるかどうか」で課税の判断が変わります。

固定資産税を抑える実践テクニック

実際に我が家が行った減税のポイントを解説していきます

外構工事を建物契約と分ける

建物と一緒に契約すると、外構まで建物評価に含まれる場合があります。外構工事にあたるカーポートやデッキなどは別業者で後施工することで、評価対象外になるケースもあります。

詳細は担当の営業さんに確認しましょう!

必要最低限の仕様に絞る

必要最低限の仕様に絞ることで減税効果が期待できます。

標準装備が多い一条工務店の家ですが、

✔床暖房を部分暖房にする(ハグミーはオプションのため可能)
✔屋根一体型太陽光を外す

などの工夫で評価額を抑えられます。

評価調査に立ち会う

建物完成後に行われる自治体の評価調査では、必ず立ち会いましょう。課税対象の範囲を説明することで、誤った評価を防ぐことができます。

減額制度をフル活用

一条工務店の場合認定長期優良住宅を取ることができます。

その場合はさらに2年間延長され、当初5年間の固定資産税が2分の1に減額されます。

減税内容期間・条件
対象2026年3月31日までに新たに建てられた住宅
新築住宅の減額措置3年間(長期優良住宅は5年間)

まとめ

一条工務店の家は快適で高性能な反面、固定資産税の評価が上がりやすい傾向があります。

間取りや課税対象となる仕様を確認してしっかり節税しましょう。

ポイント内容
一条工務店の家は高性能ゆえに評価額が高め太陽光・床暖房・換気システムが主な要因
課税を抑えるには仕様の取捨選択・評価立ち会いが効果的
減額制度を活用新築減税を忘れずに

この記事を書いた人 Wrote this article

ゆうちむ

ゆうちむ

雪国育ちアラサー夫婦です。 一条工務店i-cubeⅢで家を建てました。家づくりの成功ポイント・失敗ポイントを発信しみなさんの後悔しない家づくりをサポートします! 2025年夏引き渡し/30坪4LDK/吹き抜け/太陽光発電/蓄電池