ブログやインスタなどで「我が家の後悔ポイント」の中で必ず上位に挙がってくるのが、
「コンセントの位置や数」についてです。
今回は一条工務店のコンセントに関するルールを解説していきます。
このコンセント計画は打ち合わせの最後の方で急に出てきます。
現在一条工務店で家作りをしていますが、4回目の打ち合わせでようやく出てきました。
しかも打ち合わせの1週間前くらいに、突然電気図面だけ送られてきて「次回打ち合わせ時に使用します」とコメントがありました。(照明計画についても同様でした。)
説明もなにもなく、正直かなり困りました。
我が家では少しでも打ち合わせをスムーズに進めるために、事前に勉強しました。
かなりの時間と労力を使ったので、計画中の方に少しでもお役に立てれば幸いです!
おすすめのコンセントの位置
採用したコンセント
コンセントの細かいルールについて
後悔しないコンセント計画について
それでは解説していきます。
後悔しないコンセント計画について
まず始めにコンセント計画について大事なことを話します。
ここをしっかりと理解しているかどうかで今後の生活が変わってきます。
生活をイメージする
一番大事なことですが、生活をイメージしてコンセントを採用すると後悔のないコンセント計画になります。
例えば、
玄関にクリスマスツリーを飾りたい
ソファに座りながら充電をしたい
加湿器や除湿器を設置したい
ピアノを置きたい
ワークスペースを確保したい
など普段の生活をイメージすることでコンセントの配置が決まってきます。
それぞれの生活スタイルがあるので、まずは自分がどういう生活をするのかをイメージすることが大切です。
しっかりと計画をしてコンセントの位置を決めるといいですよ。
家具家電をある程度決めておく
使用予定のキッチン家電や、ダイニングテーブルやソファ、ベッドのなどの家具をある程度決めておくことで、後悔のしないコンセント計画をすることができます。
どの場所に何を置くのかで、ある程度コンセントの位置や高さが決まってきます。
可能であればあらかじめ置く予定の家具家電をピックアップしておきましょう。
我が家が採用したコンセントの位置
参考までに我が家が採用したコンセントについて解説していきます。
詳しくは下記の記事にてまとめました。
コンセントに関する一条ルール
コンセントにも「一条ルール」が存在します。
「一条ルール」というのは一条工務店独自のルールで、高気密高断熱な家づくりをしているため様々なルールが存在しています。他の一条ルールが気になる方はこちらの記事を見てみて下さい。
早速コンセントに関する一条ルールを解説していきます。
コンセント標準の高さは30センチ
コンセント標準の高さは「30センチ」になります。
しかし我が家では、コンセントの高さをすべて「20センチ」に変更しました。
理由としては、今住んでいるアパートのコンセントの高さが20センチなのと、
30センチだと遠くから見たときにコンセントがやや目立ち、部屋に圧迫感を感じると思ったためです。
正直なところそこまで気にならないと思いますが、せっかくなのですべて指定して20センチの高さにしてもらいました。
他には、
洗濯用コンセント 135センチ
AC専用コンセント 185・210センチ
冷蔵庫用コンセント 200センチ
エアコン用コンセント 185センチ
などが指定されていますが、高さの変更は可能です。逆に言えばどの高さにでもつけることは可能です。
例えば冷蔵庫のコンセントを目立ちにくい場所にしたい、エアコンの上部につけたい、など要望を伝えましょう。
最近の一条工務店ではエアコン上部にコンセントをつけることはダメになりました。理由としてはメンテナンス性が悪く誇りが溜まってしまい危険だからだそうです。
実際に図ってみてどのくらいの高さにコンセントが配置されるのかをイメージして、コンセント計画を進めるといいですよ。
コンセント口数は標準で2口か3口
標準で2口か3口を選択可能。我が家はすべて3口にしました。
標準で設置できる数は面積に応じて決まる
家の床面積によっても異なりますが、我が家では約30個が標準で採用できました。
気になる方は担当の設計士に確認してみましょう。
増設時のオプション代
増設時には3410円/口かかります。
口数は2口でも3口でも料金は変わりません。
あとから設置するとなった場合はもっと費用がかかってしまうので、必要と感じた場所には積極的にコンセントを計画しましょう。
プレート形状
プレート形状はラウンドかスクエアから選べます。
我が家ではスタイリッシュな見た目のスクエアで計画予定です。
プレートカラー
プレートカラーは2色(ホワイト、ベージュ)から選べます。
我が家ではホワイトで計画予定です。
また設計士によると、どこにも記載はないですが和室は標準でベージュになるみたいです。
おしゃれなブラックを採用したかった。。
残念ながら一条工務店ではこの2色しかありません。
屋外のコンセント
忘れがちな屋外のコンセントもしっかり計画しましょう。
防水E付きコンセント
一条工務店は外部にも標準で防水コンセントを計画できます。我が家では標準で2つ設置可能でした。
設置場所としては玄関側に一つと、玄関とは反対側の壁にも一つ設置しました。
使用用途としてはバーベキューやプールをふくらます時に使用する電動ポンプや、洗車時に高圧洗浄機などを使用するときに重宝すると思います。
EV・PHEV充電専用コンセント
また2024年の6月から、標準でEV・PHEV充電専用コンセントが計画できるようになったみたいです。
電気自動車用のコンセントになります。
今は乗っていないですが、標準でついてくるならと思いとりあえずカーポートの近くに設置予定です。
まとめ
コンセントは住んでから高さや、場所で後悔することが多いです。打ち合わせの段階でしっかりと計画してコンセント配置を行っていきましょう。
またコンセントの後付けは簡単にできない場合があるので、悩んだら最初からつけておくことをおすすめします。
増設時には3410円/口かかります。よく考えて計画しましょう!